東京で伐採に使うハーベストのプロセッサとは何ですか?

機械を使って木を切って運ぶには、全部で6つの工程があります。木を切る伐倒と枝を払う枝払い、木の寸法を測る測尺と木を切る玉切、そして切断後の木を集めて運搬機に乗せる集積と土場まで運ぶ集材がその内訳です。プロセッサはこの中の工程の内、枝払と測尺と玉切を行いますが、ハーベスタのプロセッサを使うと此処に伐倒機能も加わります。つまりハーベスタのプロセッサは伐採に使う機械の事であり、油圧シャベルカーの先端に付けて使う事が多いです。
東京の伐採業者も利便性の高さから、頻繁に使う事が多いですが素人が見ただけでは区別は出来ません。ちなみに、国内需要の上では、プロセッサの方が多く海外需要ではハーベスタの方が多いです。地形の違いが大きい理由であり、海外の方は平坦な山が比較的多くハーベスタで奥深い所まで入って仕事をした方が効率が良いですが、日本では複雑な地形での伐採が多くなる為そうは行きません。
東京等も含めて平坦な土地では、ハーベスタを使いますが、旧勾配になった場合は人力チェーンソーとプロセッサになる事が多いです。

ハーベストのプロセッサの送材方法の違いを教えて下さい。

伐採した後の木を送り出しながら造材段取の、枝払と測尺と玉切を行いますが、この送材方法には2種類あります。回転系とストローク系の2種類が主軸であり、回転系はその中でもローラー式とクローラ系に分かれます。ローラー式は回転する接点で木材を送材する、ハーベスタでもプロセッサでも現在の主流方式になります。ただし、太くて硬い木材には不向きなので、柔らかめの木を伐採した時に使います。
それに対し、クローラ系はローラー式の進化型で硬くて太い木材でも対処可能ですが、材木を傷つけてしまうデメリットも無いではありません。ですが、正確な測尺が出来るという点では、大きいメリットがあります。
ストローク式は油圧シリンダーで材を送る方式で、木材をスライドする形で前に送り出します。送材速度が多少遅い事が難点ですが、ヒノキ、アカマツ、トドマツ等の硬い木に対処するには威力を発揮出来ます。何れも東京を含めた各地の伐採現場で使われる道具であり、現場に無くてはならない道具と言えます。

まとめ

ハーベスタのプロセッサとは、シャベルカーの先端に付けて使うアタッチメント機械の事です。木材加工の東京を含めた各地の伐採現場で活躍していますが、枝払と測尺と玉切の機能まではプロセッサ、伐倒の機能まで欲しい時にはハーベスタを使います。ただ、平坦な土地である場合には、ハーベスタが使いやすいですが、急勾配等の複雑な地形の時には、人力のチェーンソーとプロセッサのみの機能の物の方が使いやすい事も多いです。他にも送材方法に違いがある事等も押えておきたいポイントです。