東京で使われるスイングヤーダとは何ですか?

東京だけは無く、多くの伐採の現場で使われているスイングヤーダとは、旋回ブーム式タワー付集材機械の事を言います。油圧シャベルカーにアタッチメント方式で装備させて、シャベルカーのアームをタワー部分として使用します。操作レバーで2ドラムを同時操作する仕組になっているインターロック機構なので、差ほどシャベルカーの扱いに熟練していない人でも安心して使えますし、アタッチメント方式ですので木材の積み込み以外の伐採作業に関係する様々な目的にも利用可能な汎用機械でもあります。
短時間での索張りと撤収が可能な事も大きいメリットであり、上げ荷がしたい場合でも、下げ荷の場合でも問題無く対応可能です。他にもドラムをフリーに出来る事もポイントで、ワイヤーの引き出しにも苦労はありませんし、ワイヤーのほつれ防止機能が付いている機種も珍しくありません。伐採の為の作業通路を開設する事等にも使えます。中には、遠隔操作可能なラジコン機能が付いている機械もあります。

タワーヤーダだとスイングヤーダの違いは何ですか?

タワーヤーダもスイングヤーダも東京のみならず、多くの伐採現場で使用されてきた機械であり、どちらも伐採により切り出された木材や短幹材を架線により吊り上げて運び出す機能を持っています。タワーヤーダの方は、自動車に集材ドラムや架線を張るためのタワーが搭載されており、架線の張り方も簡単で機動性が高い事がポイントです。
ただ、伐採した木材を掴んで運搬するグラップリング機能が欲しくなる状況が東京も含めて、作業現場では頻繁にあります。そういう場合でコスト面の問題で、グラップリング専用機械が準備出来ない様な場合には、グラップリング機能も付いたスイングヤーダを投入して、その部分をカバーするというのも1つの方法論になります。ちなみに、スイングヤーダ、タワーヤーダ以外に現在伐採現場で活躍している機械は主に5種類あり、フェラーバンチャとハーベスタ,プロセッサとスキッダ,そしてフォワーダがその内訳です。何れも東京を含めた現場に行くと稼働している姿を頻繁に見る事が出来ます。

まとめ

旋回ブーム式タワー付集材機械の事をスイングヤーダと言います。油圧シャベルカーにアタッチメント方式で装備させて使う機械であり、必要に応じてグラップリング機能のアタッチメントを使う事が出来ます。他にも役目が重なる機械としては、タワーヤーダがあります。
伐採した後の木材を運搬するのには無くてはならない機械であり、必要に応じて作業用通路の開通の為に投入されたりもします。操作性が高く、ラジコン機能がある物も多い汎用機械である事もポイントです。